KACが終わった後でも長く残しておきたい作品です。複数のお題に応えようとすると、どうしても妙な展開が現れるものですが、こちらの作品ではそういった所はありません。全てに意味があり、無理がない。3000字に満たない物語ですが、とてもコンパクトに収まっていて、主人公の半生を伴に歩いた気にもなります。ぜひ読んで欲しい一作です。
振り返るに相応しいとても爽やかな読了感で包んでくれる良作です!作品内で思い出を振り返ると同時にお題も振り返るという見事な構成!KAC2023のお題消化に右往左往した記憶を、この作品一つで心地よい読み応えと共に思い出せるようになる素敵な作品でした!
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