おまけ A小学校 学校の怪談一覧
お久しぶりです。ブモーと申します。まず、炎陽を読んでくださった方、見かけてくださった方。本当に本当に、ありがとうございます。感謝の極みです。
近況ですが、最近PCを新調しました。そのため、古いPCを売り払うためにデータの整理をしていたのですが、そしたらA小学校の怪談の設定集が出てきました。このまま削除するのも勿体ないので、炎陽のおまけとして掲載することにしました。ネットの海に垂れ流せば、媒体関係ないのでね。別に恥ずかしいものでもないし。
そういうわけで、投下します。こういう設定を作って、ここから抜粋したんだなぁ程度に眺めていただければ幸いです。
A小学校 設定
昭和なかごろに設立されたが、建設工事中事故が相次ぎ、死亡者も出たことから、徐々に怪奇の噂が立っていく。最終的に工事は完了し、無事に開校できたが、その数年後、不審者が校内に侵入し、教師を殺害するという事件が発生。これらの事件から、A小学校は呪われた学校として地域中に知れ渡り、根も葉もない怪談話が広まっていく。そうしていつしか、A小学校は怪談の多い学校として知られるようになり、「本当に」怪異が多く発生することとなった。
・教室
1-1 放課後になると、窓際にワンピースの少女(昭和)が立っている
2-2 ポルターガイスト現象。ときおり、教室の椅子や机がひとりでに飛んだり動いたりしている
3-4 窓際の席の、前から4番めの席に、血まみれの女子生徒が座っている
4-4 6月になると、黒板の前に首つり死体が現れることがある
6-2 教室の中から、犬の鳴き声(昭和)が聞こえる
1-2、2-2、4-2、図工室…屋上から飛び降りてくる女子生徒と目が合うと、呪われる
・体育館
① 誰もいなくなると、いくつものバスケットボールがひとりでに跳ねていることがある。
② いちばん外の白線の上を歩きながら、「カケル君、鬼ごっこしましょ」と言う。すると、後ろから、タッタッタッタッ、と走る音が聞こえてくる。振り返ると、下半身だけの男の子が追いかけて来ている。追いつかれると、上半身を刈り取られてしまうらしい。
③ 放課後、4時44分44秒に、ステージの真ん中に立つと、体育館の中心円の中に、黒い何かが現れる。それの姿を見ると、金縛りにあう。黒い何かは、姿を大きくしながらゆっくりと近づいてきて、その人の体を覆い尽くすと、どこかへ連れ去ってしまうんだって。
④ 準備室に1人で入り、外へ出ようとすると、扉が開かないことがある。その時、背後から強烈な視線を感じる。でも、絶対に振り返ってはいけない。振り向いたら、口が耳まで裂けた恐ろしい形相の女に、同じような顔にされて殺されてしまう。
⑤ 6月に体育館の近くを通ると、童謡が聞こえてくることがある。曲は「かごめ かごめ」だったり、「てるてる坊主」だったりといろいろだが、それを最後まで聞いてしまうと……。
・階段/踊り場
① 2階と3階の間の階段が、1段増えていることがある。増えているとき、数えながら上りきる、あるいは下りきった場合、異世界に行ってしまう。
② 放課後、階段を下りていると、とんとん、と肩を叩かれることがある。振り向いたら、誰もいない。ふつうはそれで終わりだが、前を向くと、たまに目が真っ黒な女の首が目の前にあることがある。悲鳴をあげると、その首はニタリと笑って、どこかへ消えていく。その首を見てしまった者は、高熱にうなされ、夢にその女が出てくるという。
③ 階段を下りていると、自分の足音に合わせて止まったり、動いたりして、誰かがついてくる。絶対に振り返ってはいけない。
④ 階段を下りている時に、どこからかなぞなぞを問いかける声が聞こえてくる。正解を言えば、「正解!」の声とともに、チョコレートが降ってくるが、間違ってしまうと、階段から一生抜け出せなくなってしまう
・廊下/渡り廊下
① 夜、1階廊下のつきあたりに、手足が異様に長い、2メートル近くの黒い化物がぼーっと立っている。それを見てしまうと、その長い手足をぐーっと伸ばしてきて、口のようなものを大きく開いて、食べようとしてくる。そして、夜が明けるまでずっと追いかけて来る。
② 2時22分22秒、2階の渡り廊下を22秒で渡り切ると、どこかにワープする。ワープ先は本当にランダムで、数メートル先かもしれないし、数キロメートル先かもしれないし、違う県かもしれない。運が悪ければ、帰ってくることができない異次元に飛ばされてしまうかも……。
・下駄箱
自分の下駄箱を開けると、めだまがじぃっと見つめてくる。
昇降口付近の端っこに、帽子をかぶり、赤いワンピースを着た女性が立っていることがある。女性は、かつてこの学校の教師で、交通事故で亡くなった。死んでもなお、生徒たちが気がかりで姿を現すのだとか。
・窓
夕方、窓の外に生徒がいることがある。だが、そこは決まって、2階よりも上の階だという……。間違って窓を開けてしまうと、外へ引きずり落とされてしまう。
・壁
人のようなシミができている箇所がある。そのシミは、ときおりそこを通りかかる生徒たちを吸い込んでいるらしい。ときどき、シミは壁から抜け出してきて、生徒たちを襲っているのだとか。
・職員室
教師Aの体験談。夜遅くまで職員室に残っていた時、ふいに電話が鳴る。Aは受話器を取るが、電話は無言のまま、すぐに切れてしまった。特に何も思うことなく仕事を再開すると、再び電話が鳴る。受話器を取るが、またも無言のまますぐに切れてしまう。「いたずら電話か」と、Aは苛立ちながら仕事に戻る。すると、また電話が鳴る。Aは無視をするが、無機質なコール音は鳴りやまない。嫌気がさし、「もしもし!」と苛立ちを隠さずに電話に出ると、ザ……、ザ……、と砂嵐のような音が鳴る。砂嵐の向こうから、かすかに声が鳴っている。「……オ……、セ……」うまく聞き取れない。耳を澄ますと、その言葉をはっきりと聞いた。
「顔を返せ」
その声とともに、背後の窓からドン!!と激しい音が鳴った。思わず振り返ると、そこには顔のない男が立っていて、窓ガラスをドンドンと叩いていた。あまりの恐ろしさに、Aは気絶してしまった。以降、Aはたびたび人の顔がのっぺらぼうに見えるという幻覚に苛まれているという。顔なし男の正体は、一切分かっていない。
・図書室(赤い図書室)
・トイレ(3F 花子さん、闇子さん)
1F 3番目、紫ババア、青坊主
2F 奥、赤い紙、青い紙、男子トイレ2番目、太郎くん
4F 4番目 四時ババ
・プール(更衣室→男子更衣室の霊)プール槽、プールサイド→シーズン前なので出番なし
・校庭
① ボールを蹴っている首なしの男子生徒。ボールだと思っていたのは、首だった。
② ザッ……、ザッ……、と、行進する音と、兵隊の足のみが見えることがある。
③ ひとだまが浮いていることがある。戦争で亡くなった魂だという。赤いひとだまを見てしまうと、呪われてしまう。
④ 二宮金次郎像
・屋上
女子生徒が、フェンスの向こうへ佇んでいることがある。止めようものなら、恐ろしい形相となった彼女に道連れにされてしまう。
・放送室
放課後、放送室に残っていると、機械がひとりでに動き、放送を始める。それは、イジメによって自殺した放送部員の生徒の怨念である。呪いの放送をぜんぶ聞いてしまった人は、死んでしまう。
・給食室
コンテナの中には魔物が潜んでいて、時おり生徒を誘い込んでは、コンテナの中に引きずり込んで食べているという。
・倉庫
夜、倉庫の前を通りかかると、くちゃくちゃという音がする。異形の獣が、生ごみを喰い漁っている音らしい。
・理科室
誰もいないと、人体模型が動いている。動いている時の人体模型は、本当に生きているみたいで、体温もあるし、臓器も動いている。性格はとても狂暴で残忍。もし、動いているときに人体模型に見つかってしまったら、自分の臓器や理科室の薬品で、入ってきた生徒を攻撃してくる。
・家庭科室
包丁の飛び交う教室、ポルターガイスト現象を引き起こす怨霊
・図工室
人を解体したいという願望を持つ、サイコパスな男子生徒(自称)の霊(昭和)がいる。いわゆるそういうお年頃。
・コンピュータ室
ひとりでに電源の入るコンピューター、意志を持つPC
情報源
コンピュータ室の主 交通事故で亡くなったコンピュータ部部長が住み着いている。
・音楽室
① 目が光るベートーベン
② ひとりでに鳴る楽器
③ 歌姫
炎陽ノ鬼 ブモー @bumo555
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