テキサスホールデムのアンラッキー7を延々と語る回【KAC2023】
Cランク治療薬
最終話 極寒の地にて
「来てしまったわね」
「やってしまったな巴」
「遊都やっぱり考え直さない? メタ小説なんて究極に寒いものを出してしまってもいいの」
「大丈夫本当に寒いのは著者が出てきてからだ、それまではまだ大丈夫だろう。寒いけどな」
「そもそもなんでこんなのを書こうと思ってしまったのよ」
「お題がアンラッキー7だったんだ。最初見た時、はっ? 意味分かんねーと著者が思って。ふと連載してる小説で最弱のハンドをラッキー7だから強いわよと言っている巴のシーンがあることを思い出した著者がこれテキサスホールデム語るしかないんじゃね? と思ってしまったのが運の尽きだ。諦めろ」
「それなら仕方ないわね。著者が頭の中に出来た妄想を吐き出さないと邪魔になって、ただでさえまったり進行の連載がさらにまったりになってしまうらしいわ」
「それもこれもアンラッキー7なんて意味不明な題材が全て悪いっ!!」
※本当に申し訳ありません。
「やってしまったなら死ぬ気でやりなさいよ」
「そうだな読者のいないメタ小説だなんて最高だ」
「いやそっちじゃなくて7の解説よ」
「おっとそうだな、どうせ誰も見ていないから見ていない前提で言うぞ。テキサスホールデムは場に出る共通の5枚のカードと各自に配られる2枚の手札を5枚組み合わせて役を競い、チップのやりとりをするゲームだ。それで最初に配られる2枚のハンドをスターティングハンドというんだが、Aが一番強くてKQJ
「そうね2が揃っているポケットペアと呼ばれる状態なのだけどそれだけでワンペアになっているの。だから最弱は2が2枚ではないの。最弱なのは……」
「7と2が揃った場合よ」
「7と2が揃った場合だ」
「7と2の間を数えてみてくれ、6、5、4,3の4枚になるだろう? 役は5枚で作られるつまり7と2が両方絡むストレートと言われる数字が並ぶ役は絶対に成り立たないんだ。次に7という数字の立ち位置だが」
「まあ普通に弱いわね、AKQJT98に負けるし。負けすぎでしょ、ってぐらい負けるわ。まさにアンラッキー7よ」
「そのアンラッキー7が揃ってペアになると強いんじゃないか? って? いいとこをつく。勝率はかち合わなければ50%に届くだろう。だがテキサスホールデムは9人もプレイヤーがいて、その中でチップを賭けて参加してくるプレイヤーは自信を持ったハンドで参加してくるAKQJ
「何よそれスチールって私知らない」
「そりゃそうだ。組み込む話がないし、シーンにならないし書けてねえ。スチールはすごい大事なんだがな。順番に参加するかしないか回していくんだが、参加者の少ない時もある。ビッグブラインドという絶対参加しなさいってポジションを除いて残り2、3人ぐらいになった時、思うわけだこれ強気にチップ賭ければチップとれるんじゃね? その時するアクションの行為をスチールという。またそのアクションが起こりやすいボタンの右側のポジションをカットオフと言ったりする」
「それも書いてないわね。大体ポジションの説明なしで当たり前のように表記して進行している小説が頭おかしいのよ」
※本当に申し訳ありません
「まあその時7が2枚あるとポケットペアだから最悪入られてもなんとかなるだろ……嘘だよ本当は入られたくないよ、って気持ちでチップを全て賭けるオールインする時に使えるな」
「他に使える場合はないの?」
「あとは
「他のプレイヤーが5枚マークを揃えるフラッシュを完成させてそうだしね、そうなるか」
「とまあ、テキサスホールデムは7を見た瞬間ラッキーとはならず、うわっくっそ微妙となるのでテキサスホールデムではアンラッキー7となるって話です」
「そういえば結構ガチ目のテキサスホールデムものと思っているけどなんでパチンカス転生なの?」
「……著者がテキサスホールデムだと誰も開かねえだろうと日和った結果だ」
※本当に申し訳ありません
「ふーん結果は」
「ブラウザバックの嵐だな、著者の知人に最新話まで即読み通してくれている人が2人いると伝えたら何者なのか気になるという評までもらったらしいぞ。著者の知り合いだろうと容赦なく離脱するからな。それに題名と序盤のぐだぐだに伏線があるからテコ入れもできない魔窟だ。魔窟を越えないとそもそもテキサスホールデムパートにたどりつかない」
「なんでこんなことに……」
「総合エンタメ部門……来年なくなるかもしれないと思った結果だそうだ」
「カクヨムコン8を知ったのも1月中旬にさしかかってらしいしね。詰んでいるのよ」
「それなら題材をテキサスホールデムにした時点で詰んでいるんだよ。大体市販されているプロの作品ですら、某小説なんてカードが絵! 絵で表現してるんだ! 某漫画ではテキサスホールデムは運の勝負だと言ってやがるし。お前本当にテキサスホールデムやったことあるんか? 愛がねえよ! テキサスホールデム愛が!! 2位まで実力でいけるんだよ。カード全部表に返してやってみろや!!」
「でも著者もタイトルを異世界テキサスホールデムにしなかったんでしょ」
「……著者のプロットが。パチンカスが転生しなきゃラストまで行けなかったんだよお。それに……伏線が」
「よしなさい。負け試合よ」
「なんでこんな話になったんだ?」
「アンラッキー7だからよ」
「そうかアンラッキー7か」
「「「こんな意味不明な題材にする方が悪い!」」」
※本当に申し訳ありません
テキサスホールデム小説を読みたい方は、
『CRパチンカス転生〜俺の連打が世界を救うver.〜』をよろしくお願いいたします。序盤ぐだってますけど、一章終わりまで信じて下さい( *・ω・)*_ _))ペコリン
https://kakuyomu.jp/works/16817330651647268963/episodes/16817330651647505002
テキサスホールデムのアンラッキー7を延々と語る回【KAC2023】 Cランク治療薬 @c_rank_potion
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