児童文学風に、穏やかに流れてくる小さな不幸と、すでに慣れきった様子で対応する主人公。他人の不幸を笑うだなんて……(そんな)いえいえ。非常に微笑ましく、最後まで読み通してしまいました。最後に、スルーっとお題を回収してくる流れも心地よくて、こんなに気持ちの良い不幸は初めてかもしれない(何を言っている)読めば、分かる……!
お題を見てたたらを踏み、最後のオチには膝から落ちる勢いです。ハラハラしつつ楽しいお話でした。
案外、楽しい日常なんじゃないでしょうか?77歳以上生きられることも確定ですしね(本文参照)化け猫の呪いも、こんなモフモフと共になら毎日が楽しい?でも、実際は……最後の最後にとてつもないものが!作者渾身の魂の叫び!!私も叫びました!!!
小さな不幸とそれを上回る幸福。こんなかわいい猫と一緒にいられるなんて幸せだにゃー。お題に関しては同意しかありません。
いや、そんなこともないか。短編なのでこれ以上はネタバレ。応援してます!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(39文字)
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