あなたは、これから起こる7つの不運を知りたいですか?

 物語の舞台は、『因果屋』という不思議なお店。そこへお客さんが一人入ります。

 店主は「ある商品を売っている」と言うのですが、商品とは「シュレーディンガーの7」という箱。でも、お客さんには分かってもらえないことが多いようなので、「アンラッキーセブン」と言っているようです。

 その名の通り、「これから起こる不運」を7つ知ることができるのですが、重要なのは「知りたい不運を知ることができる」というもの。
 しかしそんなことを言われても、やっぱり「アンラッキーセブン」の箱のことはよく分かりませんよね。ということで、店主がその箱についてプレゼンしていき、お客さんが買うのかどうか……というのがこのお話です。

「モンティ・ホール問題」から始まり、「不運」と「シュレーディンガーの猫」がよくミックスされているお話です。
 興味がありましたら良かったら読んでみてはいかがでしょうか。