一体何が真実なのか……。緊張感が漂うミステリー

日本の大手新聞社に勤めている主人公は、海外に単身赴任をしています。

そこは、多くの政治的な問題を抱えた国で、治安も悪くなっていました。

そして、ある政治家の演説会で取材をしている時、デモ隊と警察がぶつかる騒ぎに巻き込まれてしまった主人公。同業者と思わしき男性に声をかけられますが……この男は、敵なのか、味方なのか。

一つ一つの出来事や、近付いてくる全ての人が、怪しく見えてしまいます。

ミステリーのジャンルですが、サスペンスというジャンルがあれば、そちらの方が相応しいような、緊張感がある物語です。それに、物語の先がどうなるのか、全く読めません。

ミステリーや、サスペンスが好きな方は、ぜひ読んでみてください!