あとがき

 今回はBeer - Acquired tasteをお読みくださり、ありがとうございました。読者の皆さんの中にも、味覚に限らず昔と今の自分を比較して「変わってしまったなー」と思う方はいらっしゃるのではないかと思います。少しでも共感していただけるものがあれば幸いです。


 本作は執筆者である僕の体験記だと解釈していただいて構いません。あ、でも辛いものは未だに苦手なので一部フィクションが含まれています……。


 加齢による味覚の変化って、何故起こってしまうのでしょうか。簡単に調べたところによれば、人間は年を重ねる毎に味覚を感じる味蕾みらいという細胞が減少し、味が感じにくくなるそうですが、苦味や辛味をある日突然好きになることとは関係ないように思います。皆さんはどう思いますか?


 僕は味覚の変化についていえば、やっぱりココロの変化が強く関係しているのではないかと考えています。その日のストレス状態や精神の成熟によって味の好みが変化して、それが積み重なることによって、10年後、20年後には今の自分とは全く趣味嗜好が異なる別人となっているかもしれない。人間って、突き詰めて考えればそういう細かい変化の積み重ねなんじゃないかなーと、を切り口に考えてみた今日この頃です。


 そんな僕の適当な思い付きを場当たり的に書き散らして表現したものが本作品であり、特に深い意味はございませんのでご容赦ください。


 ──それでは……!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

Beer yokamite @Phantasmagoria01

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説