素晴らしいの一言に尽きる

炎に魅せられるといえば三島由紀夫の金閣寺を思い浮かべました。

この文体は江戸川乱歩、夢野久作の雰囲気がありながら、しかしまったくの別物で、読者層はかなり広いのではと思います。

ハマる人が多そうですね。つまり作家性が充分にある。紙媒体で読みたい、というのがぼくにとってはネット作家への最大の誉め言葉なのですが、これもぜひ紙で読みたいなと思いました。

ストーリー展開についての秀逸さは他のかたがレビューを既にしているため、あえてここに同じような感想は書きませんが、とてもいいものを読ませていただいたので、その感動だけはここに記しておきます。

これからも良いものを書いてくださいませ。