エピローグ
目を
ベッドの上には、俺ともう一人の
「……あ、目を覚ましましたか?シドー」
「……シアン、か」
そうだ、思い出した。俺は数日前にシアンと
けど、シアンの恰好は本当に
寝惚けた意識が一気に
「ごめん、シアン」
「はい?」
「もうしばらく、付き合ってくれ」
「え、ええ?ええ~っ‼」
そうして、もう何ラウンドになるのか。とにかく俺は
うん、普通に何時子供が
ごめんなさい。少しばかり
それからもう一つ……大好きです、本気で
……それから数時間後、俺とシアンは慌てて学校の準備をしていた。
「ごめん、シアン!本当にごめんなさいっ!」
「言っている場合ですか?早く支度しないと本当に
「ああ、本当に
そうして、全ての
なんだろうか?何か言いたそうな、歯にモノが
「えっと?二人とも?」
「……お前、朝っぱらから随分とお盛んだな?」
「……うん、隣の部屋にまであられもない声が
そう、二人の部屋は俺の部屋を
つまり、言ってしまうと。俺達の朝のやらかしが二人に
「っ⁉」
「~~~っ‼」
俺とシアンは、
うん、なんか色々とごめん。本当に、それしか言えないけどごめんなさい。
「まあ、でも二人が
そう言うオトメは、俺達の
うん、まあな。けど、オトメは一つだけ
「オトメ、それは
「え?どうして……?」
「それは婚約指輪ではなく、結婚指輪だ」
「っ⁉」
そう、俺達のはめている指輪は婚約指輪ではなく、結婚指輪だ。実際、婚姻届けはついこの前出した所だ。役所の人が
ちなみに、俺達は四人とも大学生である。成人は既に
……まあ、それは今は良い。
「それより、二人とも?さっさと行かないと
「「……あ」」
そうして、俺達は四人揃ってその日は遅刻したのだった。結局、俺達は揃って教師から怒られる
世は事もなく、太平にして
まあ良い。ともかくこれで俺達の物語は一先ず
名も亡き神殺しの英雄譚! kuro @kuro091196
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