幸せの記憶は

自分が憶えているとは限らない
自分という一人称で語られるとは限らない
自分が思っている以上に、愛されている。

これは、そんな物語。

奇しくも、子どもの自殺が過去最悪というニュースが出ていた日に、この作品が読めたのは、本当に僥倖だと思います。

貴方は、貴方が思う以上に愛されている。
そう、心を満たしてくれる物語です。