そのドアが開くとき、運命の変わる音がした

本は苦しさを分かち合う友であり、進むべき道を示してくれる師でもあります。特別な一冊との出会いは、人生の宝と言えるでしょう。運命の本は自分で探しただけ愛着が湧きますが、書店員さんから勧められる本も格別です。

ひょんなことから趣のある書店に辿り着いた、中学生の楓ちゃん。主らしき同じ年くらいの男の子から渡された一冊が、楓ちゃんの世界を広げていきます。

一話完結ですけど、長編になってほしい作品です。
夢中になって本を読む楓ちゃんの様子や、書店に隠されたヒミツが明らかになる過程を、童心に戻って追いかけて。

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