最終話 罪深き精神薬




         初めての精神病院に入院した時

         精神薬を飲んだ時の事だ

         頭がぼーっとして睡魔が訪れた


         生れて初めての感触に

         僕は戸惑いを隠せなかった


         主治医から死ぬまで精神薬を

         飲み続けると言われた時は

         絶望という感情だけが僕の心を支配した


         あれから32年


         僕は薬が無ければ

         生きていく事はできないだろう


         罪深き精神薬

         あぁ僕は精神薬中毒症だ


         飲まなければ妄想や幻覚や幻聴が起る

         飲めば副作用に苦しむ


         それでも生きていかなければならない


         どうか僕に夢と希望を

         どうか僕に愛と熱意を








****








 僕の飲んでいる精神薬には、依存性の高いと言われている薬が処方されています。


 実際精神薬を飲まないとどうなるのか、試した事があります。直ぐに禁断症状が出ました。3日目の夜に妄想と幻覚を見ました。


 眠れないし、恐ろしくなり僕は薬を飲みました。


 すると妄想は無くなり睡魔が訪れました。この時確信したのです。僕は精神薬が無ければ生きていけないのだと。


 今日も精神薬を飲み続けて、なんとか生きているのです。


☆☆☆


今回のお話しで最終話とさせて頂きます。

最後まで僕には言の葉が降りてきませんでした。働かず何も無い毎日ですので言葉が浮かばないのは仕方がないと思っています。それでも少しは楽しめたと感じています。最後まで応援してくれたあなたに感謝して終わりに致します。どうもありがとうございました。



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川崎の片隅で生きたいと叫ぶ 龍神 昇 @non39yesican

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