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概要
落語で有名な「幽霊飴」をモチーフにした現代人情ファンタジー
古賀いのちは、医者を目指していたが、毎夜コンビニでアルバイトする苦学生だった。クリスマスが終わった夜、ベトナム生まれのジエンちゃんと一緒にレジでお客さんを待っていると、一人の女性が入ってきて見切り品コーナーで十円のチョコレートだけ手に取ると、レジで十円玉を支払い、スッとドアから出て行った。その日の深夜から二十九日の深夜までの六夜続けて、その女性は毎夜午前二時になると同じチョコレート菓子を買って行った。そして十二月三十日の深夜。開けて三十一日の午前二時のことだった。
いつも通りあの女性が入店し十円のチョコレート菓子を手にレジにやって来たが、「お金を持って来るのを忘れまして…」という。たった十円だから、古賀いのちは「良いですよ」と女性を許したが、不安になりそのあとをつけて行く。そして…。京都や全
いつも通りあの女性が入店し十円のチョコレート菓子を手にレジにやって来たが、「お金を持って来るのを忘れまして…」という。たった十円だから、古賀いのちは「良いですよ」と女性を許したが、不安になりそのあとをつけて行く。そして…。京都や全
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