だからね、私もちょっと殺人計画を練ることにしました。ミステリ書くためにね。
ほら、経験したことしか書けないから。
当然あやかしモノ書いてる人はあやかしに会ってるんですよ。
異能もの書いてる人は訓練して異能を身につけたんです。
陰陽師? 当然作者は陰陽師ですよ。
私はレズでホモでASDでADHDで警察官で作曲家でピアニストで建設機械を作ってデブで万能イケメンで絵描きで科学者で作家でモデルで漫画家で総理大臣でウグイス男子ですが、まだ殺人だけはね。
みなさんも異世界を書きたかったら異世界行くしかないです。
そのための下準備がここに書かれていますからね、ちゃんと読んでその通り実行しましょうね。
あらら? 本文より長いレビューになりそうだ……。
マッスル―! みんな、今日も筋肉を鍛えているかー?
わたくしは鍛えていますよ、お風呂でえいっと力を入れています。
そう、筋肉は力をいれるだけで鍛えられるんだ
ジムに通う必要なんてないのさ!
なんだい? 異世界に行きたいって? まかせておけ。
筋肉に聞けばなんでも応えてくれるぜ、筋肉の声に耳をすますんだ。
異世界へ行く方法を教えてくれ大胸筋、
『簡単だよ、死ねばいいんだよ。それか、召喚魔法で呼んでもらって!』
俺の大胸筋がこう言っているぞ。
大胸筋には簡単なことでも、みんなにはちょーっとむづかしいかな。
自己責任でトライしてくれ! きっと筋肉が解決してくれるぜ!
人気作家に必要なものとは何か。
それはリアリティ!!
奇妙な冒険な某漫画家もそう言っている。
リアリティの為には作家にとっても、描写をリアルに感じなくてはいけない。
異世界ファンタジーを書くのには当然! 異世界に行かなくてはいけない!
──けれどよく考えてみてほしい。
異世界は危険がいっぱいだ。外国旅行なんて比じゃない。いつどんなモンスターや盗賊なんかに襲われるかわからない。
それに対抗するのに必要なのは?
そう、筋肉ですね。
貴方も異世界で生き残るため、そして異世界を経験して人気作家となる為に!
筋トレを始めるのです。
──何か根本的なことを忘れているような?