第4話 少女との出会い
ブラゴはトウモロコシの失敗経験を活かして、新たな果物を作るつもりで
村の爺トラバーに相談しに行く。
その果物とは種なしブドウだった
なぜブドウなのかと言うと、ガルードが、隣町のお店で成木が3つで50000万エピルで売ってて、買い時だと察したからだと言う。
2つは村人に分けて、1つを我が家で育てる事にしたのだ
そこで、ガルードにお願いしてブラゴが育てる事にした。
次は失敗したくないので、果物の育て方に詳しいトラバーに色々と質問しに来たのだった。
ブラゴ「あのトラバーおじさんなら上手く出来るコツを分かりやすく教えてもらえそうだな」
そんな事を考えながら成木を植え始めたブラゴだった
そして植え終えた成木を後にしてトラバーおじさんの所に出向いたのだった。
「トラバーおじさん居ませんかー?」
「何じゃ急に、あ、ブラゴじゃないか元気にしとるか」
「うん!元気だよ!あ!ブドウの生木を父さんからもらったんだ!!育て方教えてよ!」
「ほうブドウの生木とは珍しいなよかろう」
簡単に言うと土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出すまで、たっぷりと与えるんじゃ。新梢がだらんと下がってきたら、水を欲しがっているサインじゃ。植物が発するメッセージを逃さずに、きちんとキャッチしてあげることが、枯らさないポイント。特に真夏は高温によって乾燥しやすくなるため、朝夕2回の水やりを欠かさないように注意なんじゃ。真夏は昼間に水やりすると、水の温度が上がり株が弱ってしまうので、朝夕の涼しい時間帯に行うことが大切なんじゃ。寒くなる季節になると水やりする程度の管理にしたらよいのじゃ まあ農神マチスのおかげで3ヶ月程度で収穫できるだろう
「意外と簡単なんだね!!」
「まあ新梢の下がり具合が分かれば良いからのう。まあ手入れは大事だからのう」
「気をつけて見守るよ!!」
帰り道中にトラバーが言ってたことを頭で復唱してたら、20mほど先で少女が怪我をおったのか泣いていた。
「どうしたんだい君」
「ヒクッえっと自転車とぶつかって、その勢いで転んだの」
この出会いがブラゴの野菜作りより一層の架け橋になるとはまだこの時は気付いていない
「ほらハンカチ貸すよ。」
「ありがとう!お礼したいんだけど、君の名前はなにかな?ヒクッ
私はカーチャだよ!」
「別にお礼なんていいよ!僕の名前はブラゴだよよろしく」
「ねえブラゴってあのブラゴ?お母さんとばかり一緒に過ごすマザコンって噂だけど??
「まあねお母さんは大好きだよ!それに野菜果物も大好きだよ!」
「奇遇だね私も野菜果物大好きだよ!」
カーチャ 年齢6
Level1
HP4/4
MP8/8
力5
耐久6
敏捷7
魅力12
スキル 火道力level1 効果周囲や自分の温度を自在に操れる
固有スキル魅惑の魔眼
「それは奇遇だね!
あぁそうだお礼なら一緒にブドウ育てようよ!」
「ブドウ?それなら私も昨日お父さんの友達からブドウの成木をもらってきたんだよね」
「それ僕のお父さんだよ!3つ買ったから余ったから他所にあげたんだ!」
「そうだったんだ!貰ったはいいけど育て方分からないからお願いするわ」
「じゃあカーチャのやつもうちで育てる?」
「うんそうするわ」
「それならカーチャの家にある成木を持ってきてよ!」
「分かったわ」
一旦カーチャは家に戻っていた
それにしてもカーチャの目はなんかゾクゾクするような気がするブラゴだった
家に戻ると既にカーチャが居た。ものすごいスピードだ。
「ブラゴの家ってなんか大きいから緊張しちゃうわ」と言うカーチャ
「そうかな?あちこち同じ位の家もあると思うけど?」
「それはどれもお店だよね?ブラゴって村をあんまり歩かないのかな?」
「うーんお母さんとなら一緒に歩くけど一人は今日が初めてだよ」
「そうなんだ!今度一緒に村散歩しましょ!!」
「うん!いいよ」
二人は握手をして約束をした。
次に続く
現代農家の少年が異世界転生したら~ よしあー @yoshi4570
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。現代農家の少年が異世界転生したら~の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます