素晴らしいの一言

なんようはんぎょさんの作品はリアルだ

リアルな『人間の自分勝手さ』が描かれている

扱っている題材は決して明るいモノではないのに、瑞々しさを感じる

十代の少年少女が待つ、独特の正義感
そして
それを分かった気になってしまう大人達

観覧車という設定も良かった

少女の心を体現しているようだった

とても、不安定な乗り物
狭くて息苦しい、世界
閉塞感と絶望
死の生の狭間

生きるとはすなわち『排泄』である

素晴らしい作品です


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