塗りたくなりますもんね、ピーナッツバター。実際にA駅に行ってみたいかって聞かれたら、ちょっとだけ迷って、行ってみたいってなりました。
バレンタインデーやクリスマスが楽しいのは、毎日毎日飽きるほど見慣れた街が、イルミネーションや街頭広告によってガラリと雰囲気を変えるからでもあります。建物をビニールシートで覆ってしまう前衛芸術家や、…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(363文字)
主人公は建物にピーナッツバターを塗る職人。専門学校を卒業し、その仕事に就いて10年になる。ところでなぜピーナッツバターを?季節の催しに合わせて配合を変えたり、その出来栄えがビルの良し悪しに直結…続きを読む
おなかが空きました。書き出しからあの香ばしい落花生をすり潰した匂いが脳内を満たしました。主人公の仕事が例年と違う展開になることで救いがもたらされたり、地味だけど香り高いしあわせたくさんのお話、好…続きを読む
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