TSUYOSUGI

りゅう

1発 先生

ここは妖魔法高等専門学校。ここでは100人程の生徒が日々修行に勤しんでいる。

ある日

教室の中。朝からざわざわしていた。

「今日遊ばない?」「授業だるくね?」「めんどくさ」

ざあっ

扉が開く。

「静まれ」

その掛け声とともに生徒達は静まった。

「授業を始める。皆は外にでろ」


訓練場・アスレチック場

「戦闘訓練だ。走れ。」

生徒は皆、走り出す。その場には足音がタッタッタと響いた

皆は訓練をして、それを見守る先生。

そのとき

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

「ギャァァァ」

!?

まずい。生徒が襲われた。

シュタッ!

先生は妖怪の真横に行き、ひじで殴った。その瞬間その妖怪は吹き飛んだ。

先生は落ちてきた生徒を受け止め、着地した。

俺の名はアーク。ここの妖魔法高等専門学校の教員をしている。

そして一応…戦うこともできる。

「大丈夫か?」

「うん。でもできればもっとかっこいい人が良かった」

な、なんだと!?そんなこと言う生徒がいるかよ

まあ、こんなこともあるが、普段は普通に生活している。


とある日

「妖怪です!危ないので逃げてください!」

といいつつも周りには人だかりができている。

見上げるとそこには大量の妖怪がいた。警察が応戦しているが、勝てそうもない。ここはちょっと動くか。

「やばいぞ!」「妖怪大量発生だってさ」「どうする?」「妖魔師は?」「こねーし」「やばくね?」

ここにいるんだよな〜、妖魔師。

さ、ちょっと倒すか

てくてくてく。

「下がって〜」「危ないっす」

妖魔師なのに止められた!?

「あ!!このボタンと名札は…妖魔高専の教員だ!!」

「まじ!?」「やっと来た」「でも誰?」「弱そう」

うわ、傷つくわ。

てくてくてく

そして地面を軽く蹴る。といっても、常人からみたらとんでもない高さまで飛んだのだが。

足や拳で軽く当てる。そうすると、みるみるうちに妖怪は倒れていった。

問題は他にもあった。それは、遅刻しそうだということだ。

やっべ。

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