3発 会議
「おーいアーク君」
そこにはムキムキでひげが生えていて目がぱっちりしている熊のようなものがいた。校長である。本当にきもi…なんでもない。
「会議だよ。ハハッ。」
「あ、はい」
やばいきもi…危ない危ない。
会議室にて
「はい。始めるよ」
<レベル? 校長>
「まずは自己紹介!!私は校長!!」
そうか。今回は学期始めだから、自己紹介があったっけ。
<3年A組 レベル3000 ごうたろう>
「どうもプロテイン大好きごうたろうです!!」
きもっ
<3年B組 レベル4億 犬>
「クンクン。ハッハッ。」
その見た目でレベル4億ってやば
<3年C組 レベル1 モブ>
「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふh」
何とも言えんが、きもい
<2年A組 レベル2億 コロちゃん>
「ころころころころころこr」
その見た目で2億って、さっきもそんな奴いなかったっけ。
<2年B組 レベル2 お月さま>
「そうもハンサムなお月様ですう」
きもすぎい
<2年C組 レベル3億 ばっちゃん>
「特売セールじゃ。急げ急げ」
その見た目で!?③
<1年A組 レベル5億以上 アーク>
「どうも」
きまずっ
<1年B組 レベル計測不可 ロイ>
「ハハハハハハハハハハハ」
笑いすぎな
<1年C組 レベル4億 クモ>
「しゅるるるるるる」
その見た目で!?④
「これで全員だね!」
校長もきもi…てか全員クセ強すぎだろ
「それじゃあ…」
「ごうたろうでぇっす!!」
「次は…」
「ごうたろうでぇっす!!」
「ちょ、」
「ごうちゃんだよぉっ!!」
こいつうるせえな。校長の話が全然聞こえない。殴るか。
「うるさい」
ぼかっ
いい音がしたなあ
「会議はおしまい!!」
ああ、転職したい
「はーいじゃあ授業を…」
「ヴァァァァァ」
!?
妖怪だ!!
<レベル? ヴァイ>
聞いたことない妖怪だ。しかもレベルも「?」だし。
スパッ
頬から血が垂れる。くっそ、油断した。
ムカつくからとりあえず殴りまくろう。
ボカボカボカボカボカボカボカ
効いてるのか効いてないのかわからん!!
ガァン!!
グチャッ!
両腕両足でなるべく早い討伐を目指す。
ベチャッ!!
よし倒した…!?また湧いてきた、だと!?
こうなったら仕方ない。生徒に被害が出ないようにブラストを使うしかないか。
右腕に力をためる。
『ブラスト!!最小出力!!』
どうやら倒せたようだ。危うく生徒にまで被害が及ぶところだった。
「着席」
ザザッ
「数学だぞ。教科書出せー。はい。このルート625。出来る人?」
黒板に数式を書いていく。
しーん
なんだよ。だれもわからないのか。
そこでノートから顔を上げたけんが「25」という。
「せいかーい。じゃあなんでこうなるのか説明してくれ。」
「はい」「うい」「えい」
「こんなこと、ありませんか?」
「ああ、転職したい!」
「そういうときは…」
「転職アプリ10年連続1位!」
「転職するならアンディード♪」
「使ったお客様も大満足!!」
「簡単ですごくいい会社に転職できました!」
「あの転職専門家、テン・ショクさんも絶賛!」
「素晴らしい!!」
「皆さんもぜひ!!」
「仕事バイト見つかるアンディード♪」
(架空の団体です。実在しません。多分。)
なんだこいつら。
「グラウンド50周」
「E?」
「ぐすんぐすん。せっかく、先生のために作ったのに…」
あ、そういやさっき転職したいって言ったわ。おれとしたことが、やらかした。
「いいから戻れ」
キーンコーンカーンコーン
「今日の授業は終わり。すぐ下校するように」
ああ、今日も疲れたが、生徒が無事でよかった。
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