血飛沫が彩るダークヒーロー時代小説!

『首切り山田浅右衛門の憂鬱』は、御試御用(首切り人)であり剣技の達人、山田浅右衛門が授かった極秘任務を巡るバイオレンスアクションです。

面白い。とにかく面白い。
登場人物の面々の人間臭さも、裏稼業を体現する世界観描写も、すべてに魅了される要素が詰まっています。
何より物語の筋が非常にスリリング。息をもつかせぬ展開に「この先どうなるんだ」という期待感が止まらず、一気読み必死です。

これぞダークヒーロー。
これぞ時代小説。
スプラッター描写も多く、バイオレンスアクションの傑作といえます。

従来の時代小説らしいテイストを一切妥協せず、なのにWEB上でも読みやすいレイアウトに工夫されていて、その点も斬新に感じました。

ぜひ、一度お読みください。
きっと、あなたも浅右衛門に夢中になりますよ!

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