このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(396文字)
撮り直しの利かないフィルムカメラで、気持ちの赴くまま刹那に感じたものを撮ろう。そんな主人公の旅に紛れ込む、偶然出会った女の子。丁寧な描写で伝えられる海辺の風景の中、何気ない会話が、出来事が積み重ねられて、またシャッターが切られます。二人は偶然出会っただけ。けれど、いつしか想いが溢れます。二人の旅を、覗いてみませんか?
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