概要
彼らは、星座を纏う瞳で病みを祓う
中学2年生の結里香は、あることから人を避け、孤独な生活を送っていた。
ある日、一人になるために視聴覚室を訪れた結里香は、猫の導きで廃ビルを訪れ、そこで人の感情を色として視える異能、星座眼《スターアイ》を手に入れる。
異能を右目に宿したことでひっそりと人の感情を伺う毎日を過ごす、そんな彼女に届く、一通の手紙。そして出会う、同じ異能を持つ生徒が集まった組織、星空同好会。
同じ異能、そして、似たような境遇の彼らに親近感を持った結里香は、星空同好会の一員となり、放課後に彼らと交流を交わすようになる。
星座を閉じ込めた瞳の少年少女は、表では外れ者、裏では戦士。
異能がもたらす、彼らの人生の変化とは──