短編で完結してしまうことが

とても惜しいと思わせてくれる魅力にあふれた作品でした!

導入直後からヒロインに対する主人公の好戦的な思考がとても微笑ましく思わず頬を緩めているとそのまま完結まで読み進めてしまいました!
短編のため、1万文字以内という制約がある中で1話を1000文字前後として構成しているにも関わらず読み応え抜群の展開となっています!

語り手は主人公のため、思考や独白が掛け合いの合間に挟まれるわけですが、そのダメ独白がこの物語のとても素敵なスパイスとして活用されていました!

読み口は青春モノに近いため、ぜひともみなさんも目を通してみてはいかがでしょうか?

その他のおすすめレビュー

赤ひげさんの他のおすすめレビュー435