嵐に負けない勇気

長いこと雑に放置していたものだからさ


どうなってしまっているか目にすることがなかった


だからこんなにも怖いのか?


あなたと向き合うのは過去と向き合うことで


長く触れていなかったから、もう固まっている気がする


「熊に追いかけられているわけではない!」けれど


根源的に揺らされて本質的に恐れているんだ


それが本当に欲しかったものではないの?


放置されていたものは随分とボロくなっちまっていて

もしかしたら触れた瞬間に、パキッと折れるかもしれない


だったら何を恐れるの?


その過去は無価値

なんの価値もないよ

過去の栄光が自慢にならないように


心の世界は複雑で

晴れから突然嵐に放り込まれる

だとしたら、また晴れる日も来る


鮮やかな陽光に照らされたとき、以前と同じ自分でいる勇気を持とう

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