あとがき「藤本タツキの一番好きな実話」


──毎日1本ネームを作るのはすごいですね!


僕は中学生のころ、頭の中で雑誌を作って、そこに自分のマンガを7本くらい連載していたんです。「星の息吹」と「微生物伝」と「ファイアソード」と、あとなんだったっけな……。だから話を考えるのは好きなんです。頭の中の連載が最終回を迎えたときに、自分で感動して涙が出そうになったこともあって。そのときは授業中だったんですが、涙を流すと弱い男だと思われて周りにいじめられそうだと思ったのでグッと堪えましたけど。



次の最新話について読んでないが

伊勢海ハルカは確実に三鷹アサの武器チェンソーとなって命を落とすと思う

そうして彼はチェンソーマンではないが、チェンソー本体となることで

夢を叶えて死ぬのかなと思っている

つまり「三鷹アサの武器」について「伊勢海ハルカ」は「愛のこもったチェンソーになる」


だから三鷹アサは出会った人間は【たとえ武器になって命を落としてでも悪魔を倒したいと願う人】を救う英雄になるんじゃないかなって思う

それに気づいたとき

藤本タツキの本当にやりたい真意に気付いて、心を打たれた

自分もこんな物語が描けたらと思う


特に、出会う人を武器にして戦う、この設定の時点で、永久機関が作れるし

武器になってくれる人が、それでも命を落としても悪魔を倒したいと願うならば

もうその時点で、胸を打たれるエピソードになるというか、感動が約束された展開と思う、たぶん天才と思う


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第一章 小春日和【ながやまこはる×クトゥルフ転生モノ】 長山春子 @mtkiki

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