今日も僕は、君のためにミルクティーを買う。

 文章を書く僕と、その文章を読む君の物語。
 登場人物はこの二人だけ。文章はこの二人の関係を表すように、淡々と進む。
 君にはミルクティーがよく似合う。
 
 果たして、君とは?
 君の存在が僕の物書きとしての存在意義なら、ミルクティーは安いもの。

 ラストにハッとする一作でした。
 是非、御一読下さい。

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