無償の愛が絶望に近い世界で救いの光となる

これは覚悟して読んでください。
決してもろてをあげて幸せと言える物語ではありません。
しかし、とても心を揺さぶる物語です。

これは一人の女性が愛した男性をただひたすらに信じ、その愛によって彼を闇から救い出す物語です。
淡々と語られる周囲の人間模様も非常にシビアでありながら、その中の母の愛には心を打たれます。

そして最後に訪れるほのかな光に、愛の美しさを感じることでしょう。