命を賭しても、作家になる覚悟はあるか?

 作家を目指していた男性主人公の目の前に、主人公が書いた小説のヒロインが現れた。しかも、周りからその存在を受け入れられている。しかしこれは「神」が与えた試練の始まりに過ぎなかった。主人公は、作家とヒロインがバディとして戦うヒロイアゲームに、いつの間にか参戦していたのだ。対戦相手は同じく作家を目指す作家とそのヒロイン。ヒロインたちはエネルギー源である作家を守りながら、小説に設定されたスキルを駆使し、戦う。洗脳系ヒロインとの激戦や、武闘家系ヒロインとの死闘を潜り抜け、からくも生き残った主人公とそのヒロイン。
 そこに協定を持ち掛ける青年とそのヒロインが現れる。青年が言うには「神」のもとに集う敵の集団がいると言う。果たして、青年の言葉は本当か? そして恐ろしく強いという敵の正体とは?
 撃破していくたびに、そのヒロインが登場する作品が紹介され、何冊も拝読した気分になる作品でした。
 バディものが好きな方はハマると思います。

 是非、御一読下さい。