ああ……なんという事でしょう。
- ★★★ Excellent!!!
文字での表現の中で、剣を交えての戦闘描写は非常に難しいと感じています。
緻密に書いていたらスピード感が失われてしまう。
ざっくり書けば、その場の緊迫感が伝わらない。
しかし、この作者様にかかりますと、迫力あり、スピード感あり……命を掛けた死闘、その緊迫感が伝わって来るのです。
文章のリズム、テンポ、描写力……本当に素晴らしいです。
そして、この作者さまの小説は、もちろん描写力だけではありません。
史実に基づいた内容、時代背景、物語の構想。
……思い通りにならない現実に、どう対処したら良いか。
なんでもアリの小説とは、まったくの別ものです。
さて、私の場合、この作者さまの小説を読みますと、
自分の小説が稚拙に思えてくる。
自分の小説が書けなくなってしまう。
ああ……なんという事でしょう。
私は、この作者さまの小説から、
色々と学ばせて頂いております。
是非あなたも、本城冴月さまの世界を、体験されてはいかがでしょうか。