晴太のネタ帳

・1999年11月、新宿

・7月に起きると世間を騒がせたノストラダムスの大予言は不発

・大企業では社員1人1人にパーソナルコンピューターの配布が完了、中小企業では導入が始まっているが普及率はまちまち

・携帯電話はナンパや出来るビジネスマンの必須アイテム

・新世紀を前に国民は浮足立っている

・ヤクザの抗争、カラーギャングの台頭、闇医者の繁盛

・警察、政治家の汚職は当たり前。ただし尻尾を掴むのは極一部。なんなら尻尾切り


・一部の活動家。ノストラダムスの大予言は21世紀に起きる。恐怖の大王はこれから来ると言う

・新世紀を前に民衆は期待と不安が半々

・今なら特ダネで成り上がれるかもしれない


・闇医者、元蔵げんぞう。新宿でヤクザやホームレスを専門に診ている。腕が良いが頬の傷から堅気かたぎではないと噂。真相を探ろうとしたジャーナリストは行方が分からなくなる。

・闇看護婦、沙織さおり。元蔵の下で働くミニスカピンクナース。尻を触ったヤクザに拳を叩き込む程の男勝り。元蔵の娘、孫という噂が有るが真偽は不明。

・資被会の会員、葛木くずき。バブル崩壊による大量リストラされた元サラリーマンの1人。今は資被会で雇用条件改善の為に活動している。


・新宿都庁が完成して10年

・バブル崩壊で工事の手が止まったテナントが複数有る。一部の活動家の集会所に使われている。

・リストラされた者たちを中心に集まった『資本主義被害者の会』通称『資被会』は都庁へのテロを計画している様子。

・ヤクザ、カラーギャングの抗争。年末を控え一般人が騒ぎを起こす事も多い。警察は半端な情報では動けない。

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世紀末ジャーナリスト取材碌 上佐 響也 @kensho

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