学校の教育者が非現実的な危機に直面した時のリアリティある描写が新鮮!

学生が異世界に飛ばされる話が多い中、本作は学校の先生を中心に職員室ごと異世界?へ飛ばされ、そこから目の前の非常事態に実に現実的に対処していく過程があるようでなかった感があり斬新です。

現在いるメンバーが突如目の前に降りかかってきた異様な現実に冷静に対処してく描写が淡々と描かれることで、ある種の”異世界実録路線”(ヤ〇ザ映画とかいう負の意味ではありません。念のため(汗))とでもいうべき緻密なやり取りに魅力を感じました。

謎の残る偶然居合わせた子供たちの描写、まず現実でもキャンプとかで苦労する食料やトイレの問題なども丁寧に描かれている点が物語の説得力を増していると思いました。

かなりリアルでも職業経験か何かをお持ちと拝見いたします。

いつも私の小説も読んでいただき誠にありがとうございます。

さらに読み進めさせていただきますので今後ともよろしくお願いいたします。

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