クリスマスの夜に

暖かい家庭の情景が目に浮かぶようで、とても幸せな気持ちになりました。

少し寂しい時間を過ごさねばならない少年の元に鬼がやってくる。
二人の関係はほのぼのとして、ユーモラスでもあります。
鬼が「寂しい子いねえがあー」と押し掛けたわけでもなく、理由も可愛らしい。
小学３年生でも大人が読んでも楽しいクリスマス作品です。

　確か、なまはげって大晦日にやってるんですよね。結構前倒しされてこうなったらしいんですけど、なら秋田県はさらに前倒しして、クリスマスにオニが来るようにしましょう。それが全国区に広がって……（・∀・）ﾆﾔﾆﾔ

　クリスマスに来るものはサンタクロースだったはずだったんですけど、なんと来たのはオニ。オニ？　桃太郎と炭次郎に退治されるあの鬼？
　まあ鬼はオニでも違うんです。退治屋をやっている（何を退治してるんだよ……ちょっとホラー）オニさん。
　困惑するハズですけど、小学三年生の子供は好奇心旺盛。しかも、今の子は意外と賢いんです。
「ゆめだから何やってもいいじゃん！」
　オニと遊びまくります。
　…続きを読む

クリスマス×オニ！？とお思いになるかも知れませんが、まずは読んでみて欲しい！

主人公は小学三年生の男の子。
ひとりぼっちで過ごすクリスマスに現れたのはサンタ……ではなかった！オニだった！
完全に夢だと思っている男の子は、読んでいるこちらがほっこり笑顔になるようなお話をして、オニを送り出します。
そのお話の内容に、い、癒される……！

可愛らしくて心暖まる童話のような短編です。
ほのぼのしたい方は、是非、ご一読ください！

サンタさんではなく鬼が来ます。その時点で面白い。
シュールギャグマンガの連載の一話を読んだような気分になりました。
短編としてすぐ読めるので、クスッとしてほんわかしたい人におすすめです。

クリスマスイブ、聖夜に1人でいる少年の元に訪れたのはサンタではなくて、オニだった。
こんなフレーズ聞いたらホラーなように感じますが、ほのぼの系のお話です。
季節外れというかイベント外れの鬼は何しにきたのか、少年はどうするのか。
少年の視点から語られていくお話は童話の様な雰囲気もあります。

短編ですし、サクッと読めます。
ちょっと変わったクリスマスを過ごす少年の物語、興味ある方はご一読ください。

クリスマスにはそれぞれ、色んな思い出がありますよね。
主人公は、その中でも特別な経験をしたかもしれないですね。