獣人傭兵と拾い子と、それと聖女。〜終戦で仕事を失った最強の傭兵の、その先の物語〜(カクヨム版)

作者 べあうるふ

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★★★ Excellent!!!

獣人が主人公、仲間たちの多くも獣人です。人間視点から獣人を描写するのではなく、獣人視点で語られる話が新鮮です。
主人公のラッシュは傭兵として育てられた戦い好き。難しいことは考えないし、情緒的にも未熟で、イラっと来たら殴って済ませるタイプ。そんな彼がネコ獣人のジール姉さんやモグラ獣人のトガリや、ひょんなことから出会った人間の子供との暮らしで、自分の知らなかった感情に出会う様子が、読んでいてほほえましいです。

★★★ Excellent!!!

戦争が終わることって嬉しいはずなのに、育ての親が亡くなり、どうしたらいいかもわからなくなり、主人公の獣人傭兵のラッシュにはとても残酷なことなのだと……とても泣きたくなりました。
しかし、そんな彼のもとにやってきたのは人間の子どもでした。
ラッシュの視点で進む物語は、眩しいほどに純粋で不器用で、もう何回泣いたか自分でもわかりません。
彼と彼の息子の成長は、あたしの心を洗ってくれました。
読みましょう、読んだら絶対に自分の中で大切な物語になるはずです。