酸っぱくて甘い詩

比喩的・抽象的な詩ながらも、断片的なシーンが色鮮やかに思い浮かびます。
思春期に無くした初恋の果実――失恋から始まる、最初は少し切ないストーリーのはずなのに、リズミカルでなんだか楽しく読み進められます。
外はサクサク、中は甘いアップルパイ。火傷しないくらいのちょうどいい温かさで、ほっこりします。