午後7時10分から7時20分
5月2日午後7時10分。ニューラグーン警察本庁舎。
「ふう、バレるかと思った」
砂塚虎雄は、安堵のタメ息をつく。
放火事件の資料を借りるために資料室に潜入していたのである。
変装用の制服(いちおう本物)と、変造した身分証でしれっと入れたものの、タカシとぶつかってしまった。夜ということもあり、警官たちも少なかったので油断していたのだろう。しかしなんとか、放火事件の資料をコピーして本庁舎からですことができた。
「さて、犯人のヒントになるような情報はありますかね」
砂塚はパラパラと資料のコピーを読み始める。
アフターダーク 今村広樹 @yono
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