世界を救ったから…仕事をください。

　世界を救った勇者たちはもとの世界に帰っていく誰しもが輝かし未来を期待し希望した。だがどうやら世界は想像以上に厳しいらしく勇者たちのほとんどは何気ない普遍的な日常に落ちていった。楽しさも辛さもないただ何となく生きるその日に心を停滞させている。
　そんな勇者たちの中で現実にもがく一人の青年がいた。彼は世界有数の調査機関に就職したが周りは亜人だけで人族は、いない孤独な職場だった。そんな彼がまた世界を彩る勇者になる。