光と影が重なる時

殺す相手にさえ敬語を使う殺し屋、ナイツ。
本当は殺しに嫌気がさして、そのことが彼を悩ませています。
そんな彼の前に現れたのは、積極的な性格のヒロイン、サン。
この二人の交流を中心に描いた物語です。

ナイツから漂う哀愁とサンが放つ明るさが伝わる表現、そして情景伝わる文章が非常に巧みです。

サンとナイツ、光と影が重なる時、二人にどのような変化が起きるのか。
また彼らの身に起こる事件、そしてそれぞれが抱える秘密とは?

ハードボイルドな雰囲気漂う、ちょっと変わった世界観の異世界ファンタジー、けっこうオススメです。

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