本好きの姫君と、吸血鬼になり果てた少女の語らい

本ばかり読んでいて『ボサボサ赤毛の眼鏡姫』と陰口をたたかれる貴族のお嬢様アリス。
ある日、森の中に迷い込んだアリスは、不思議な館に辿り着く。
アリスはその館の主であり吸血鬼たる、美しい少女としばし語らうことになる――

一話完結の綺麗に纏まったファンタジー小説です。情景描写や心理描写だけではなく、二人の少女の会話も読みやすくて惹きつけられました。

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