昔から受け継がれてきた物語の秘密は…… 「ホラフキさん、だーれだ……」

序盤は金田一耕助の推理もののような雰囲気があり、大蛇のごとく這いずって読者の首を真綿で絞めるように進んでいくのですが、終盤に向かうにつれて隠された深い真実が明らかになるにつれて、ぞっとしてきまして、ラストまで読み終えまして、

ああーーー、もっかい読みたい!!

と、再読をした者です(そうですか)
良く組まれた物語ですよ、どうやって設計されたんでしょうね。たぶん終わりまでプロットを綿密に組んでからではないと書き上げられないはずなんです。
古くから受け継がれてきた血、
覚正(かくしょう)村という場所の存在、
そして正月に皆さんの食べたアレ……

面白かったです(*´ω`*)
ホラフキさん、だーれだ?

誰なんでしょうね……

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