無敵要塞オペペペラ ～別の異世界から転移してきた人がやりたい放題したあとに転移してきた女子高生は理想のスローライフを目指す!!～

あとがき

　親愛なる読者様。

　ごきげんよう。五木友人でございます。

　この度は拙作を最後までお読みいただき御礼申し上げます。

　今回のカクヨムコンは「プロ作家部門」が新設されて初めてのシーズンですので、正直何をどうしたら良いのか分からず、ですが「伸びる伸びない」を気にしなくて良いという謎の無敵感を付与されたので、最初からやりたい放題してしまいました。

　別の時空をお楽しみになられた方はご存じかと思いますが、拙作は基本的に「最初の方だけはちょっと万人受けするふりして頑張る」と言う特徴がございます。

　そして、少しずつ我慢ができなくなってきて「あたいは本性を現すぞぉぉぉぉ!!」と理性に翼を授けてしまうのがだいたい２０話くらいでしょうか。

　レッドブルが悪い。

　そうなるともう目的地がブラックホールになるので、１話１話が常に大惨事となり、気付けば読者様も減り、よりやりたい放題に拍車がかかるという具合でございます。

　が!　今回は初手から好き勝手やりましたので、稀に見る低空飛行と申しますか、過去の低空飛行の中でも突出した空路を逝っちまいました。

　スローライフが描きたかったのに、気付いたらおっぱいおっぱい言っておりまして、なんだ、いつもの私じゃないかと指さし確認したところ、よし!　となりました。

　良くねぇんですよねェ。

　これがどこかのレーベルの編集者さんにチラ見で「なんやこれ……」とかるーく確認されると思うと「こいつヤベーわ」と名前を覚えられる事で今後の作家活動に弊害すら生まれるのではないかと今さら思ったりもしておりますが、よく考えたら弊害に怯えるほど順調なルートをたどってもいなかったので、じゃあ良いか!!　と、晴れやかな気分でございます。

　良くねぇんですよ、だからァ。

　カクヨムコンの期間はまだありますので、もう１本ラブコメを短編で書き上げてやろうと企んでおります。

　もうこいつにラブコメは無理だろうという声が聞こえた気がしましたが。

　私の中から聞こえていました。

　読者様を疑うだなんて、あたい、汚れちまったのかしら。

　あまりダラダラとあとがきを書けば、「いや、こいつのあとがき、なげぇ!!」とこれまで関わりのなかったレーベル様に認識されて、「呟き大好き似非エッセイマン」となんか語感の良い変態と認識される恐れがございます。

　あれ。別に恐れる事ではなかったです。

　分かるのです。

　タイトルを『ドッキドキ!!　おっぱい剥き出しミニスカ女子高生のおっぱいひん剥き投げ技フルコース乱痴気パンチラ旅日記!!　～ポロリもあるよ!!～』とかにしたら、少しは伸びるのではないかと言う事は。

　すみません。

　平成のセクシービデオ全盛期でもこんなタイトル見た事ありませんでした。

　どうかしていました。

　伸びるというより、燃えるヤツだ。これ。

　というか、呆れられて関心すら抱かれないヤツだ。

　なにが分かってるんだ。ナニすら分かってない。

　さらに代償として失うものが多すぎる上に、下手すると、下手しなくてもアカウントの霊圧が消える気がしますので、やっぱり私はパッとしないタイトルで、しょうもない内容のお話を全力で書いて参ります。

　ご愛読に感謝と愛を込めて花束を。

　よろしければ、また別の時空でもお付き合い頂けると幸いです。