エピローグ

エピローグ

 光の中、俺は上半身を起こした。咄嗟に周囲を見回しても、誰の姿もない。

 少なくとも、ここは鬼巌村のどこかではないようだった。全身の筋肉に鈍い痛みを感じながらも、俺は立ち上がる。

 四方は夕焼けのように赤く染まっており、地面も天井も壁も隔てるものがない。真下からは、うっすらと白い煙が立ち上っていて、自身の足は宙に浮いているようだ。


「どこだ、ここは……。またどこかの異空間に迷い込んだのか?」


 俺がそう呟いた直後、どこかそう遠くない場所から声が聞こえた。


「九条ヨミさん」


「――っ? 夜一かっ?」


 間違いなく、夜一の声だった。俺は声の出所を探ろうと、辺りに気を配る。今のは自身の内側からではなく、外から聞こえてきた気がしたからだ。

 しかし、どこを見回しても、人の姿らしきものはない。俺が困惑していると、ややあって、再び彼の声が辺りの空間に木霊する。

 声がした方向を再び向いてみると、今度こそ彼の姿を発見することができた。黒い短髪にくりっとした黒目の袴姿をした少年で、俺と顔立ちがよく似ている。

 俺と視線が合うと、その夜一と思われる少年は立ち上がった。


「ありがとう。貴方のお陰で、もう僕に悔いや未練はありません。使命を果たした満足感を持って、鬼神や姉と一緒に黄泉へと旅立つことができます」


「……そうか、戦いのすべては終わったんだったな」


「はい、ただ一つだけ心残りがあるとすれば……。それは鬼神の残した遺産、食すれば真なる鬼の膂力が手に入る果実の後始末のことです」


 夜一に言われてハッと思い出したが、鬼巌村への道中、ユカリも言っていた。江戸時代の初期、人々はその果実を求めて集まり、村が出来上がったのだと。

 ただ、そんなものがどこにあるのか、結局、分からず仕舞いだった。しかし、敵がいなくなった今、いずれ空木達や国が捜し出してくれるだろう。

 ただ、勿論、俺もそんな負の遺産は捨ておくことはできない。念視を使って、その捜索に協力しても構わないと思い、言ってやった。


「ああ、後のことは俺達に任せろ。こっちできっちり処分しておく」


「お願いします。あんなものを、この世の中に放置してはおけませんから。その最後の大仕事も……貴方にだったら、安心して……託せます」


 そう言った直後、夜一の身体から光が発せられ、輪郭が薄れゆく。しかし、最期の間際の彼は、温かく優しくて、誰をも和ませる笑みを浮かべていた。

 そんな彼の手を、俺は別れの意味も含めて握り締める。そして笑いながら安堵と別れの涙を流す夜一の顔を見つめると、彼は静かに目を瞑り、嘆息した。


「戦い、終わったよ、皆……やっと……僕も、楽になれる」


 俺のすぐ目の前で夜一は光となって弾け、世界が色を帯び始めた。


 ****


 無言のまま、俺は目を開ける。意識を取り戻すと、どうやらいつの間にか、ベッドの上で寝ていたらしかった。

 真っ先に視界に飛び込んできたのは、どこかの部屋の真っ白い天井。地上から三階ほどの高さはあろう窓の外からは、太陽の光が差し込んできている。

 そしてベッドの脇に顔を向けてみれば、椅子にもたれた黒スーツ姿のユカリが腕を組み、うつらうつらとしていた。


「おい、ユカリっ。お前も生きていたんだな?」


「ん……おや、ようやく目が覚めたのかね、ヨミ君」


 ユカリは俺の呼びかけに反応し、すぐに目を覚ました。心配していたが、どうやら彼女も真奈美との戦いから、無事に生き延びていたらしい。

 俺は痛む身体を押してベッドから身体を起こすと、両足を床につける。そして自分が眠っていた間のことを、彼女から聞き出そうとした。


「俺はどれだけ寝ていたんだ? 空木や神代、真奈美も無事なのか?」


「うむ、そのことだが、驚かないで聞いてくれたまえ。君は丸三日間も、眠っていたんだ。私達が見つけた時、彼女と抱き合うようにしてね」


 そう言ってユカリは、視線を部屋の奥の方に向ける。遅れて気付くが、ここは二人部屋らしく、間仕切りに遮られた向こうに、もう一人分のベッドがあるようだ。

 内装から判断して、ここはどこかの病院の病室らしい。彼女が言わんとしていることを察して、俺は我を忘れてベッドから下りる。

 逸る気持ちで、そのまま仕切りの方に歩いていくと、その向こうに声をかけた。


「真奈美……いるのか?」


 俺は仕切りをどかし、中を覗き込む。そこにいたのは、確かに真奈美だった。顔に浮かんでいた稲妻のような紋様は綺麗に消え、額にあった鬼眼もない。

 俺がよく知る、至って普段通りの彼女の寝姿だった。ベッドで横になりながら寝息を立てているのが、ここまで聞こえてくる。

 何事もないそんな真奈美を見た瞬間、目から涙が零れてきた。


「夢じゃない。真奈美が、やっぱり本当に生きて……いた」


「ああ、ちなみに真奈美君だけじゃなく、空木と神代雪羅君も無事に生還しているよ。中々、危ない所だったがね」


 背後でユカリがそう言っていたが、あまり俺の耳には入らなかった。勿論、皆が無事なのは、心の底から嬉しいことではあるのだが。

 しかし、俺が真っ先に心配するのは、やはり誰よりもまず真奈美なのだ。俺は我を忘れて彼女が眠るベッドの隣に歩み寄り、声をかけた。


「真奈美、俺だっ。お互いに生き残れたんだぞ、あの地獄からな」


 気を落ち着けて、これでも出来るだけ穏やかに言ったつもりだった。本当なら嬉しさのあまり、もっと乱暴に起こしたい所だったのだ。

 俺のその呼びかけに反応し、真奈美はすっと目を開ける。そして俺と目が合った。


「あ、ヨミ君……良かったぁ。また元気な君の顔が見られるなんてさ」


「真奈美……身体は、どこも何ともないのか?」


「うん、平気みたいだよ。見ての通りね」


 真奈美は寝転がったまま手を振って、五体満足ぶりをアピールしてみせる。

 そんな呑気な彼女と、病院内の平和な雰囲気を肌で感じたことで、ふと思う。もしかすると、鬼巌村で起きたすべてが、夢だったのではないかと――。

 しかし、それはない。真奈美の死の運命を打ち破り、救ったという誇りとあの時の拳の感触は、確かな実感となって身の内に根付いているのだから。

 今更だが、俺も真奈美も入院着を着ている。彼女も長くここで眠っていたのだろうかと考えていると、ユカリが答えてくれた。


「真奈美君の方が、君よりも数時間だけ早く目覚めていたんだ。彼女も、君のことをずいぶん心配していたんだぞ。あまり泣かせてやるな」


 俺を見る真奈美の目からは、普段は滅多に見せない涙が浮かび始めていた。それを見た俺は無言のまま、ベッドで上半身を起こす真奈美を抱きしめる。

 そして俺も涙を零しながら、無理やり最高の笑顔を作った。


「……このぉ……心配したんだぞ。僕を助けてくれた君の方が、ほんの少しだけど長く寝込んじゃうなんてさぁ」


「ああ、すまなかった。本当にすまなかったな、真奈美」


 占い師とその常連客として、命を救い合った恩人同士として。俺達の気持ちが通じ合うには、その僅かなやり取りで充分だった。

 今の俺には、もうかつてあったような負い目もない。強く焦がれた通り、これから真奈美とは対等な友人として振る舞える気がする。

 死力を尽くして、彼女を救えた自分を心から褒めてやりたい気持ちだった。


「ねえ、ヨミ君。退院したらさぁ。またどこかに遊びに行こうよ。またいつもの喫茶店なんてよくない? 食事ぐらい、年上のお姉さんの僕が奢ってあげるよ」


「そうだな、悪くない。だが、金は俺が払う。俺だって、社会人なんだぞ。ファッションセンスこそ痛い、しがない占い師だがな」


「もうっ、ここは素直に僕に甘えとけばいいのにさぁ。男になってきたなぁ、君も」


 俺は晴れやかに笑いながら、真奈美から身体を離す。ただ、このまますぐに普段の日常に戻れればいいが、それは恐らく無理だろう。全身のあちこちが痛む。

 激しい戦いの連続と暴獣化の使い過ぎで、身体の各所にガタがきているのだ。どうやら少なくとも当分は、退院できそうにないかもしれない。

 痛みで顔を歪めているそんな俺を見て、彼女もそれに気付いたようだった。


「あー、やっぱり君も? 実は僕もさ、骨折とか酷いみたい。一緒に遊びに行くのは、まだ先のことになりそうだね」


「ああ、そうだな。しかし、もうあの戦いは終わったんだ。お互いゆっくり静養してから、退院すればいいさ」


 俺と真奈美は、残念そうな顔をしながらも、心には平穏が訪れていた。そう、何しろ、世間を騒がせていた大蜘蛛一族を倒すことができたのだから。

 俺達は、その後も退院後の明るい未来について話に花を咲かせる。これまでは話せなかった胸の内だって、喜び合っている今だったら吐き出すことができた。


「あんたは俺にとったらお姉さんというより、母親だった。あの宗教集団の施設から救われて以降、ずっと俺の保護者みたいなものだったからな」


「うっわぁ、酷っ。僕は、まだお母さんなんて年齢じゃないぞ、このぉ! 前々からそんな気はしてたけど、このマザコン野郎がさぁー!」


「ああ、自覚している」


 白状したことに悔いはない。俺が真奈美に母親を求めていたことは、いつか正直に伝えるべきだと思っていたからだ。

 そしてタイミングも今でなければ、こんなことは打ち明けられなかっただろう。

 それをからかう真奈美からの嫌味攻撃を受け流していると、少ししてから背後から聞こえたユカリの咳払いによって現実に引き戻された。


「さて、お喜びの最中で悪いが、説明したいことがある。当事者として、君にも聞く資格はあるだろう。そのままでいいから聞いてくれ。鬼巌村での後始末のことだ」


 俺と真奈美は何事かと思って、ユカリの方を向く。今の後始末という言葉に、俺は夜一から託されたことを思い出していた。

 まだあの事件は終わりではなく、やるべきことが残されているのだったと。

 占い師としての直感が働き、あまり良い話にならないだろうと思った。俺は密かな胸騒ぎを覚えながら、ユカリが始めた話に耳を傾ける。


「結論から言うと、鬼巌村から大量の死体が発見された。特に若い女性のね。それが公表されたことで今、世間では大騒ぎになっているよ」


「死体、そうか。大蜘蛛一族らがやっていたことが、明るみに出た訳だな」


 俺は不動鬼宿洞窟にあった詰め所で見つけた、パイプ椅子に座らせながら手足が縄で拘束された女性達の死体を思い出した。

 今だからこそ、分かることがある。恐らくあの女性達は、鬼神伝承の再現のために、真奈美がやったことの代わりをさせられようとしたのだ。

 しかし、その目論見は、ことごとく失敗。結果として、村の水が汚染され、飲んだ者を通常よりも短期間で鬼化させる程の濃度になってしまった。

 無慈悲なだけではなく、あまりにも無意味な死だ。そんなものを与えられた女性達に、俺は同情を禁じ得なかった。


「それで? まだ話の続きは、あるんだろう?」


「ああ、何より大蜘蛛一族はまだ壊滅していない。残党達が生き残っているようでね。君達二人は、奴らに報復のターゲットにされているようだ」


「え、ええっ――!? あいつらが、僕らをっ!?」


「命をつけ狙っているというのか……っ!?」


 俺と真奈美は、つい大声で叫んで聞き返してしまう。ユカリの顔は真剣そのもので、ふざけている様子はなく、眉を動かしながら更に続けた。


「すでにこの病院も、何度か襲撃を受けている。だから、私がこうして護衛役として付かず離れず、ここで待機しているのだよ」


「――っ!」


 まさかの事態に、俺は言葉も出なかった。せっかく鬼巌村の戦いから生還したのに、まだ困難は去った訳ではないということに。

 俺は絶句していたが、真奈美は静かに笑いながら打ち震えているようだ。襲ってきたら、返り討ちにしてやろうというのだろうか。


「そんなの問題ないよ。叩き潰してやればいいだけじゃん、またさぁ」


「いや、手足を切っても、根本から潰さなければ、大蜘蛛一族は絶やせないよ。奴らには、裏で活動資金を提供している出資者がいる。これまでは、それが誰なのか一向に尻尾を掴ませなかったがね……ようやく警察の努力が実った」


 ユカリが黒スーツの内ポケットから、一枚の写真を取り出す。俺達の前に差し出されたそれに写っていたのは、一本の樹木だった。

 枝には血のように鮮やかでありながら、萎びた果実が幾つも実っている。それを見た瞬間、すぐに頭の中で夜一の遺言を連想してしまった。


「まさか、これは……鬼神が残した、人に鬼の膂力を与える真なる果実か?」


「恐らくだが、ね。君が真奈美君を倒した後、これを鬼巌村の外に運び出そうとしている連中がいた。だから、気付かないふりをして、後をつけさせたんだ」


「そ、それで……!? どうなったのさっ!?」


 俺と真奈美は身を乗り出して、ユカリの話に聞き入った。ユカリは、そんな俺達の反応を楽しむように、更に話を先に進めていく。


「尾行の結果、樹木は東京都内のとある敷地に運び込まれたのを確認したよ。驚いたことに、その敷地の所有者なんだがね……日本の副総理だった」


「ふ、副総理だとっ!? そこまで国家の中枢にいる者が、テロリストを裏から支援していたというのかっ!」


「し、信じられないけど、本当なんだよね……」


 大物過ぎる出された人物の肩書きに、俺と真奈美は戸惑ってしまう。しかし、ユカリは証拠が出揃っているとばかりに、肯定の返事をした。

 確かに大蜘蛛一族が、どこぞの政府要人から依頼を請けて政敵を暗殺しているのではないか――という噂は、あるにはあった訳ではあるが。


「樹木の運搬者達からも、白状させた。その取っ掛かりから、大蜘蛛一族との関連性が次々に明らかとなっていてね。今、警察の威信をかけて、副総理を検挙する準備をしている所なんだ。その日は、もう間もなく来るだろう」


 ユカリはそこで一旦、言葉を切った。俺の与り知らない所で、事が解決に向かって大きく動き出している。その事実を知って、肩の荷が下りていくのを感じた。

 一方の真奈美は、自分が何も協力できないことを苦々しそうにしている。職務に真面目な、警察官らしい矜持だと思った。

 だが、俺達がやるべきことをやったからこそ、事態はここまで動いたのだ。そのことを素直に誇りに思ったっていいだろう。


「君達二人は、怪我が癒えるまで大人しくしていたまえ。私も大蜘蛛一族からの襲撃の心配がなくなるまで、ここを離れることはできない」


 それだけ言って、用が済んだのだろうか。ユカリは、病室の机に置かれた雑誌を手に取り、また椅子に腰かけ直した。

 しかし、雑誌を読み始める前に、何かを思い出したのか最後にまた付け加えた。


「そうそう、あの樹木に実った果実は、使い物にならないよ。権力を持ったご老人が最後に望むのは、いつの時代も同じ。若く力強い肉体だ。それが叶わないと知って、己の地位も失うとなれば、かなり強めのお灸になるだろうね」


 ユカリはいい気味だとばかりに薄く笑って、今度こそ雑誌を熟読し始めた。俺と真奈美は、無言でそんなユカリの顔を見つめる。

 大蜘蛛一族の資金提供者の検挙がもう間近で、鬼神伝承を巡る事件が、何の杞憂もなく終わりつつあると、遅れて理解してきたからだ。

 たとえ自分で手を下さずとも、それはそれでいいと思った。警察の働きで平和な日常が戻ったなら、有り難くそれを享受するとしよう。

 俺は病室の窓際まで歩いていくと、窓を完全に開け放つ。そして日差しを浴びながら、爽やかな気分で呟いた。


「いい天気だな。後のことは警察に任せて、俺達は素直に今この時を楽しもう」


「うーん、それもそうだね。でもさ、身体が鈍っててしょうがないし、もう少し元気になったら、外を散歩したいなぁ」


 窓際に立つ俺とベッドに座る真奈美は、見つめ合って談笑する。そんな中、鳥のさえずりと温かな風の音が、遠くから聞こえた。


 ****


 ――あれから二か月。

 副総理が失脚し、大蜘蛛一族も一網打尽となった。傷が完治した俺は、自宅兼仕事場のビルに戻ってきていた。今の時刻は、正午を三十分ほど回った辺り――。

 ビル二階にある占いの館で、水晶玉に手を翳して仕事の真っ最中だった。台座を挟んだ丸椅子には、真奈美が座っている。

 あんな事件を経ても、異能の効力は衰えている気配はない。むしろ、絶好調で、その気になれば地球の裏側まで念視することだってできるだろう。

 そんな俺に真奈美は、また警察の捜査に関する依頼を頼んできていた。


「さあ、ヨミ君。占ってよ、池袋で起きた猟奇殺人の犯人の正体をさっ」


「まあ、待て。今、やっている最中なんだ。ん、おい、何かが見えてきたぞ……これは、殺人現場か? 惨たらしいな……で、側に立っているのは、男か」


 水晶玉に映る路地裏には、広範囲に肉体が飛び散った性別不明の死体がある。その手前側には、こちらに背を向けた男が闇を纏って立っていた。

 その闇は無数の亡霊が重なりあったような、禍々しい姿をしている。闇が男を操っているのか、あるいは男が闇を利用しているのか、それは分からない。

 ただ、尋常ならざる悪意で、どちらかが己の意思で足元に散らばる誰かを殺してのけた。それだけは、確かで間違いないだろう。

 そんな怪異染みたそいつの姿を見て、またか――と、俺は軽く溜息をついた。


 ――あの事件以降、こうして非日常の世界に踏み込むことがある。もしかしたら、怪奇事件の一端に触れたことで、波長が合ってしまったのかもしれない。

 本業が占い師の俺は、本来なら、その世界に積極的に首を突っ込む必要はない。

 ただ、目の前の真奈美は、警察という仕事柄――そして正義感溢れる性格故に、積極的に関わろうとするに違いない。

 なら、大切な友人の頼みを聞くのも、俺の役目だ。それはもう呪縛ではない。持ちつ持たれつ、これが長く追い求めた対等な友人関係なのだと満足感がある。


「どうする、真奈美。どうせ今から行く気なんだろう?」


「うん、当然だよ。殺人を犯した奴は、誰だろうと見逃せないからね」


「じゃあ、初仕事になるが、出掛けるか。この副業、俺も金になるからな」


 この瞬間、俺は警視庁特殊埋葬課の臨時職員へと変わった。占いの腕と異能を買われて採用された凶悪犯罪や怪奇事件を追う、真奈美のパートナーに。


(オルタナティブ怪奇体験手記~天与の暴力で俺達が挑むは、血塗られた鬼神伝承の怪異~、完)

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オルタナティブ怪奇体験手記~天与の暴力で俺達が挑むは、血塗られた鬼神伝承の怪異~ 黒木ジュン @kurokijyun

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