ながらく小説を読むことから離れていたので、正直、読了には時間を要しました。が、その時間が、また読むことの楽しさ、心踊る喜びを思い出させてくれました。
村人達が当たり前に行える儀式を当たり前に出来ない少年が、村八分にされている。そんな所から始まる物語なのだが、王道を行きつつも読み進める度に展開していく内容が「えっ! えっ! えーっ!」の連続で読む…続きを読む
WEBで掲載している小説の醍醐味は、隙間時間にスマートフォンなどで気軽に読めるところでしょうか。あえて、言います。この作品は上記の真逆であります。綿密に造り上げられた世界観、設定、登場人物の…続きを読む
ダークファンタジーと一言で言っても、今時のライトノベルと勘違いしてはいけません。いわば、図書館で読むような純文学寄りの小説です。だからといって、難読な近現代文学に近いわけでもありません。ルビは…続きを読む
冒頭を少し読んだ感想は「東洋風で民俗学的な因習とか最高」ってことでした。和風で妖しい神様に参拝している雰囲気とか大好物なんで読み始めたのですが、そんなものじゃなかったです。先に書いておきますと…続きを読む
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