第9話
それから二人はお風呂から上がると、思い出話に花を咲かせるのだった。
そして修斗は笑顔で薙の唇にキスをしたりして甘々な時間を過ごしていたのだが、
「ま、これからもこうして薙とこういう事出来るんだからな。 また、今度……」
修斗は薙の横に仰向けになると、
「本当……俺は薙にまた会えて嬉しいよ。 で、荷物はいつ運んで来る?」
今まで甘いムードだったのに急に、そういう普通の話を振って来る修斗。
「とりあえず、洋服は持って来たから、後は何を持ってくればいいの?」
「ま、とりあえずは家の方も解約しなきゃならないし、家具や家電もいらないのは粗大ゴミに出さなきゃならないし……ま、そこは俺が出すからいいんだけどさ。 そうだね……次の土曜日にでもやっちゃおうか? そこなら、俺も休みだしさ」
「うん! 分かった」
そう決めるとベッドへと仰向けになると二人は眠りにつく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます