守護者に選ばれた少年の奮闘

主人公が育った山に囲まれた集落では、神社に祀られた大きな岩に触れ掌が光った子供は、鬼や妖が住む世界と、人間が住む世界を隔てる結界を守護する役目を担う。
大人になったある日突然結界の修復を命じられ、最初は戸惑っていた主人公も、徐々に力をつけ頼れる守護者へと成長していきます。

物語のテンポがちょうど良く、先の展開が気になって次々と読み進めていました。
色んな妖怪が出てくるので、僕のような妖怪好きには堪らない小説です。

妖怪はよく悪役にされてしまいますが、味方にも妖怪がいる所もいいです。
妖、鬼、怪奇、という言葉が気になった方は、ぜひ読んでみてください!

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