余りにも壮大な物語を生き延びろ。

この作品は、神津山三部作の最終章にあたる。一章二章は是非とも作者の書庫から見つけて欲しい。
神津山市では、邪なる太古の神々が跳梁跋扈する。それは遥か彼方の宇宙空間であり時間の狭間であると同時に、物語を生きる人々の中にも脈々と息づいている。
邪神を崇めるカルト、対抗する機関、そして第三の勢力。攻防は苛烈を極め、渦を巻いて終焉へと向かって行く。

願わくば、勇敢にもこの物語を生きる者達が、一人でも多く生き延びられることを。