奇妙な世界に引き込まれる物語

白い満月が2つ。明るい月に照らされた、不思議な夜の物語です。
主人公が出会った、よく喋る男と、一言も喋らない女。
人の形はしていますが、2人が一体何者なのか、が気になります。

短い物語ですが、読み終わると奇妙な感覚に包まれます。
まるで、あの世とこの世の狭間の世界に入り込んでしまったような、
不思議な世界観でした。しかし、決して怖い話ではありません。
そして読むと、白い満月が2つの月夜の理由もわかります。

とても魅力的な物語なので、ぜひ読んでみてください。オススメです!

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