武蔵野を語るに、作者様の取材旅行(恐らく日帰り)となりました。
そのときに感じた多々の事柄を、パウンドケーキのように美味しく仕立ててくださいました。
先ず、作者様の得手とする俳句を絡めて、更には、人生の縮図のようなムシ達の事柄にユニークさも欠かさず、想いを馳せるこの地に立ちて、歴史的に振り返りつつ、作者様の感じたお気持ちを綴っておられます。
勉強になる側面は勿論のこと、つるっと喉越しのいいお蕎麦で読み易く、最後に海老の天婦羅をどこから行くか、考える一幕となっております。
是非、旅をご一緒になさってください。