母だった友へ

血の繋がりがない義母と息子は親子になれるのだろうか？
血は何よりも濃いというが、過ぎた歳月よりもそれは重いのだろうか？

家族のかけてくれた言葉のひとつひとつが思い出であり、積み上げられたメモリーは必ずや絆となって両者の前に示されるもの。人生の終着駅に辿り着いた時、必ずやそれは結果となって見えるものです。

だから積み上げられる内は、恥ずかしがらずドンドンやっておきなさい。
そんなさりげないけれど大切なことを教えてくれるお話。

親子の絆について知りたい貴方へ、おススメです。

　コーヒーを飲める量がどんどん減って、飲めなくなって。一杯のコーヒーでも量が変わることで意味が変わる。
　ここから先は作品をどうぞ。２０００字以内の短編だから数分で読めますよ。

父がつれてきた新しい母親。
10歳の僕は反発したけれど、
その人はおかまいなし。
お友達からはじめましょ。
ときた。

新しいお母さんから人生を学びましたな。
お母さんと呼びたかったけれど、できなかった。
呼び方になんてこだわらなかったでしょうな。
ちかくで主人公の成長を見守って満足だったことでしょう。
きっとブラックコーヒーがおいしく飲めるようになっています。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（69文字）