毅い女性を主人公にしたり、純文学を真似てみたりします。どうやら不遇の少女を書きがち。
本作は明治後期から昭和を舞台として、日本初飛行を成し遂げた二人の男の物語です。片や、没落華族の復権を志す男。片や、夢想を抱いて発明に明け暮れる男。軍命を受けた二人は、フランスで航空技術を学び、…続きを読む
私は「歴史に埋もれてしまっている偉人」てのが大好きでして、もちろん「この物語の主人公」のことも知っていました。でも、多分、知らない人多いんじゃないかなと思います。 人類の歴史、日本の歴史って、…続きを読む
語られないことは多々あり、それは良いことの筈なのに、何かの権力で白が黒になる。そこに巻き込まれた白にされた男の公開を晴らす。気持ちよかったです。
武勲でも発明でなく、日本が持っていた本当の誉れは、気高さであり精神であり誠心。それが形骸化していては、どうやっても日本は再生しないだろう。戦時下の盲信的な集団心理が、狂気として取り沙汰される…続きを読む
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