主人公の新人作家「ひな」と共に歩く、かくよむ国ガイド

ある日、主人公は小説を書かないと元の世界に戻れなくなってしまいます。

小説を執筆するにあたり、住める国を選べるようで主人公のひなは「かくよむ国」を選び、そこで元の世界へ帰るため筆をとります。
しかし、わからないことだらけのひな。

かくよむ国の仕組みを教えてくれるサポート候補熊のモコりん、素敵な小説をかくためのアドバイスをくれる先輩作家の未知野灯(みちのあかり)、それぞれの助けを借りて元の世界に帰れるように奮闘する今作。


創作論としてもよし、カクヨムのシステムガイドとしてもよし、小説としてもよし。
1つで何度も味わえるとても素敵な作品。
特にラストは表現としても勉強になりますし、ストーリーとしても主人公の有終の美を飾る素晴らしいシーンです。
私は感動してちょっと目がうるうるしてしまいました。


カクヨムに登録したばかり、執筆もはじめて……そんな人にぴったりの作品です。

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